8月24日(土)『赫夜(かぐよ)』(光文社)刊行記念 澤田瞳子先生トークイベントを京都本店で開催いたしました。
平安時代の富士山延暦大噴火に見舞われた人々を描いた長編小説『赫夜(かぐよ)』。
平安時代は富士山の噴火が頻発していたにもかかわらず、歴史資料としては数行しか記録されていなかったそうです。そんな中、被災に見舞われた人々のさまざまな境遇、事情、郷里への愛着、生きるための選択は、時代を超えても通じるものがあります。
小説として、本として読まれるべき意義深い一冊です。
また本作はサイン本の転売に心を痛められた澤田瞳子先生の思いに光文社さまが応えて流通分すべて、直筆サイン本という前代未聞の刊行となりました。重版分も直筆サイン本になるとのことです。
お越しくださった皆様、ありがとうございました。