
【6/21開催】自分だけのオリジナルブックカバー・ポストカードを作ろう! 開催のお知らせ
2025年5月18日
【イベント終了】ことのは絵本まつり さいとうしのぶさん「カっちゃんカがつく」刊行記念読み聞かせ&サイン会
2025年5月19日三島由紀夫 『二十一世紀版 薔薇刑』の初版が見つかった!
それは市場に出回った数が少なかったことから、「幻の二十一世紀版」と言われていたものだった。
被写体の三島由紀夫も写真家の細江英公も亡き今、これが最後の『薔薇刑』となる。
写真家細江英公が、稀代の文学者三島由紀夫(当時36歳)という「偶像」の破壊を試みた写真集『二十一世紀版 薔薇刑』。
その中から衝撃的な10数点を展示。
『薔薇刑』および三島作品の販売も行う。
撮影時期:1961年~1962年。撮影現場:南馬込三島邸、稽古場「アスベスト館」、亀戸の廃工場跡、青山教会跡地の建築現場など。
三島由紀夫生誕100年『薔薇刑』展
会期:2025.06.21(土) — 2025.07.06(日) 10:00〜19:00
場所:堀川新文化ビルヂング2階 NEUTRAL
■書籍紹介
特別愛蔵版写真集
『二十一世紀版 薔薇刑』初版
<限定100冊販売>
価格:66,000円(税込)
B4変形上製・102頁 専用函付き
「私は氏に、「一体これは何を意味してゐるんです」ときいた。氏のまことに簡潔な答は、「偶像破壊ですね」といふのであった。私曰く、「へえ、そんなら、僕なんかやつつけたつて仕様がないぢやないですか。僕は第一偶像ぢやないし、第二に、自分で自分をいつも破壊しようとしてゐる人間だ。本当に偶像破壊をやりたいなら、老大家を裸にしてゴムホースを巻きつけたらいいでせう」「そのうちやりますよ」その言やよし、私共は意気投合した。そして氏が、それが明らかに商業的なものでない、氏の本当の仕事にしようとしてゐることを確かめて、快諾した。」
「『薔薇刑』体験記」三島由紀夫
【6月21日開催】関連トークイベント
「三島由紀夫とポップカルチャー」
国際日本文化研究センター所長の井上章一先生をお迎えして「三島由紀夫とポップカルチャー」をテーマにトークイベントを開催いたします。
ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
■日時:6月21(土)18:30より(開場 18:00)
■定員:
【会場参加】先着30名
【オンライン参加】100名
■参加費:
【会場参加】1,000円(税込)
【オンライン参加】500円(税込)
■参加方法
下記フォームにて事前にお申込みください。
※会場参加のお申し込みは電話(TEL:075-431-5537)、店頭でも受付いたします。
■登壇者紹介
井上章一(いのうえ・しょういち)
国際日本文化研究センター所長。
1955(昭和30)年、京都府生れ。京都大学大学院修士課程修了。2025年4月現在、国際日本文化研究センター所長。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想ーユリシーズ伝説と安土城』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。専門の建築史・意匠論のほか、美人論、関西文化論など、幅広いジャンルにわたって、ユニークな視点で日本文化について発信している。他の著書に『京都ぎらい』『学問をしばるもの』『美人論』『関西人の正体』などがある。
ギャラリー・イベントスペース/NEUTRAL
〒602-8242 京都府京都市上京区皀莢町(サイカチチョウ)287 大垣書店堀川新文化ビルヂング店2F
TEL:075-431-5537
営業時間: 10:00-19:00
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、ギャラリー・イベントスペース/NEUTRALTOPページをご確認のうえご来店ください。